龍泉寺では、後見人制度を活用するなどして、独居の方がお亡くなりになった場合でも、責任を持って葬儀・埋葬を行わせていただきます。そのための相談・契約を、事前に行っておくことができます。

「お戒名」と聞くとお葬式のときに付けるイメージかも知れません。しかし戒名は本来、仏様の弟子となって仏教の御教えに従って、心安らかに生きていく為に、御教えを守る誓いをたてた方にお授けするお名前です。
　華道や茶道では、入門すると師匠から頂く「雅号」。大相撲では「四股名」などの由来も同様です。その「道」を生きていくことへの誓いをたてるために、新たな名前を授かって「生まれ変わる」のです。

　「死んでから貰っても意味が分からないから、いらない！」と仰る方もいらっしゃいます。
　もちろん死後に授けても、ちゃんと意味はあります。なぜなら、「人の命は死んだら終わり」ではないからです。
　とは言え、「今を生きる私たち」の指針となり、心の支えとなるのが仏教ですから、生きているうちにしっかりと仏教を学び、御教えを心の支えとして安心して生きていくことは肝要です。
　そのために、龍泉寺では<授戒会>を随時行っております。住職がしっかりと「生きていく為に大切なこと」を諭し、皆様が誓いを守っていただくための新たなお名前をお授けいたします。

　心の支えを持った方は、日々を力強く生きていくことができますよ！どうぞお気軽にご相談ください。